東京下流人日記|ワーキングプア脱出をめざす自宅警備員の生活と意見、時事議論、書評など

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日本の電気代はアメリカの2倍以上も高い。

|2011年5月16日 16:22| 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
今回の福島第一原発事故の問題で、東電の賠償能力に限りがあることから、電気代の値上も議論されそうになっている。

しかし、あまり知られていないことだが、日本の電気代は国際的にみてきわめて高い。

HATTORIさんのホームページによると、日本の電気代はアメリカの2倍以上である。


1970年ごろロシアからの電力輸入の話があったが、東電のワンマントップが反対して実現しなかったという話が紹介されている。また、なぜ日本の電気代が高いのかという理由については、(財)日本エネルギー経済研究所はデタラメで、データ捏造によりごまかしていることが理由のひとつとして示されている。

Scrap Japanによると、日本の電気代はOECD 30ヵ国中、8番目に高いことが示されている。また、資源エネルギー庁のデータでは(意図的だと思われるが)日本の電気代の高さが目立たないようにデータの見せ方によってごまかされていることが示唆されている。

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イトーヨーカードの鈴木敏文会長も、かねがね苦言を呈してきた。鈴木会長によれば、感覚的に日本の電気代は海外の2倍だという。

この問題は重要である。われわれ庶民が高い電気代に苦しめられるのが第一の問題である。しかし、さらに重要なことは、この高い電気代により日本の産業界の競争力が阻害されていることである。日本が繁栄の絶頂にあるのならまだしも、すでに日本は国際競争力の点できわめてきびしい位置にいる。中国が台頭しているし、韓国も強力である。そうしたなかで、あらゆる産業を弱体化し、すべての国民を苦しめているのが、この電気代の高さである。

民間の企業は経営努力しているし、中小企業は疲弊し、必死でがんばっている。そうしたなかで、東電だけが、高い電気代の上にああぐらをかいている。こんなことが許されてはいけない。

今回の原発事故をきっかけに東電の改革が議論されることを願ってやまない。具体的には、発・送分離と電気代の値下げの実現である。



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