東京下流人日記|ワーキングプア脱出をめざす自宅警備員の生活と意見、時事議論、書評など

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「安物大国」ニッポンの転落、堺屋太一

|2010年5月 5日 23:53| 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ゴールデンウィーク発売の週刊現代にのっていた堺屋太一の記事を見て、衝撃を受けた。
堺屋は、上海万博の日本産業館の館長を努める。その人が、日本は安物天国でもうダメたといっている。

週刊現代2010/5/8・15
全国民必読 「安物大国」ニッポンの転落
堺屋太一「中国を見よ――世界の常識は変わった」
 
■一番安いモノは日本にやる
中国のジーンズの工場を堺屋氏が見学した。工場側の説明では、その工場では日本向けに20元(280円)のジーンズをつくり、中国向けが40元のジーンズをつくり、アメリカ向けには100元のものをつくっている。これほど安物を買うのは日本だけだといわれたらしい。縫製も粗悪でぱっと見ても、縫い目が荒く、見劣りするものらしい。

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つまり、日本人は世界第二の経済大国だと思っていたが、すでにかなりの貧乏生活に入っていると理解したほうがいい。中国人もはかない安物ジーンズをはいている。堺屋は「デフレ」ではなく、「ディクォリ」だといっている。しかし、日本は貧困化していると認識すべきではないか。それはなぜか、大きな問題だ。

私は、団塊の世代とその上の老人世代(堺屋を含む)が、日本の富を独占しているからだと思う。そのとばっちりを若者が受けている。若者はいくら働いても貧しい。それは、日本の年功賃金が原因だ。いまの若年層も将来は年功で賃金が上がことになっているのだが、それには経済成長が必要であり、それは実現しないかもしれない。


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