東京下流人日記|ワーキングプア脱出をめざす自宅警備員の生活と意見、時事議論、書評など

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AERA(アエラ)という保守言論。

|2009年12月 5日 16:09| 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)
2009年12月7日号に、『村上ファンド「復活」と美女 スクープ 「パルチザン」が破綻不動産会社の再生で起死回生』という記事がのっていた。この記事が、かなりひどい差別的な偏向記事でびっくりした。

最近、倒産したジョイント・コーポレーションをだれが買うかという競争において、村上ファンドで働いていた三浦恵美という女性が提携に成功したという事実を記事にしたものである。彼女は、「本邦初の女性ハゲタカ」と表現され、あたかもカネのためには手段を選ばないような、悪意に満ちた書き方になっている。これは、マスコミの暴力である。私はこの女性と何の関係もないが、この記事には断固抗議したい。

彼女がやっているのは正当な経済活動であり、ほめられこそすれ、けなされる筋合いは一切ない。それをアエラは、イヤミったらしい書き方で婉曲的にちくちくと批判するのだ。アエラが悪意に満ちたまなざしを向けているのは、いわゆる「金儲け主義」である。記者はおそらく、庶民は金儲け主義が嫌いで、自分は庶民の味方というつもりで書いていると思われる。しかし、それは大きな勘違いだ。現代は19世紀のマルクスが生きた時代ではない。時代錯誤もはなはだしい。まっとうな投資活動にいちゃもんをつけるのは、ヤクザと同じである。

こういう投資活動が嫌いなのは、ネットウヨと朝日だ。右と左、立場は正反対だが、この点、両者は奇妙な共通性を見せている。右と左という区分はもちろん有効だが、それは二項対立で考えるべきではない。もうひとつ、経済主義というべきもの(ネオリベラリズムといってもいい)が第3の項に来る。3つは三角形をなしている。だからこそ、ネットウヨとアエラは経済を蔑視するのだ。しかし、経済蔑視の考え方を強調すればするほど、日本経済は弱体化し、貧困がふえ、日本は弱者だらけになるだろう。経済を否定しても、何の益もないのだ。

子どもじゃない、大人の週刊誌なんだから、まともな経済活動を蔑視するのはやめていただきたい。カネもうけを批判する朝日新聞社こそが、19世紀的なイデオロギーに犯された現代の保守なのである。

FNT_20091207.jpg

☆☆☆☆ 最悪。有害図書認定


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