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池田信夫「正社員の解雇規制緩和」サピオ書評

|2009年3月24日 18:03| 個別ページ | コメント(0) | トラックバック(0)

サピオ 2009/3/25号
「なにをやっても株価が下げ止まらない「本当の理由」
池田信夫
「実は「正社員の解雇規制緩和」こそ失業率改善の"特効薬"という本当の話」
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雑誌サピオにのっていた池田信夫氏の寄稿を読んだ。池田氏は、はっきりと日本の終身雇用がさまざまな問題の元凶であることを指摘している。まったくもって賛成である。痛快な記事であった。

世界同時不況になってから、派遣切りに対して、「規制強化」を唱える者がいるが、それは愚論であると一蹴している。つづけて、連合が春闘において賃上げを主張することを批判し「もっと分配しろというのは、沈んでいくタイタニック号のデッキチェアの奪い合いをしているようなものだ」と切り捨てている。

そして、「必要なのは雇用を流動化させ、GDPを上げることである」とする。「そのためにまず手をつけるべきは、正社員の雇用期性の見直しだ」と取るべき対策を明快に示す。その根拠として、雇用流動化で雇用がふえることを主張し、終身雇用は日本の伝統ではないとしてそのウソを暴く。

たしかにその通りである。終身雇用は働く者を会社に縛る丁稚奉公のようなものであり、現代の日本人が望んでいるわけではない。もっと自由で、自分を生かせる働き方をみんな望んでいる。にもかかわらずそれをあきらめる人が多いのは、終身雇用により日本の雇用が硬直化しているため、他に選択肢がないからである。終身雇用を何とかしなければ、日本の未来は暗いと私も考える。池田氏の主張に全面的に賛成したい。

★★★★★ 素晴らしい

SAPIO (サピオ) 2009年 3/25号 [雑誌]
小学館
2009-03-11


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